TUCSON 2008
帰国してから早2週間も過ぎ...やっと書く意欲が出てきました。
というのもツーソンで引いた風邪がぶり返しまして。咳ゲボゲボ鼻水ダラダラ頭ヅキヅキな日々で。さらに痛風まで出てもう最悪。これ出ますとね、痛風持ちならわかり合えるんですけど悪化した箇所に息吹きかけられるだけでも激痛が走るんです。一歩たりとも歩けなくなるわけでトイレに行くにもほふく前進のコンバットスタイル。だから日頃から発作が出ないように食い物に気を遣ったりストレス貯めないようにしつつ、それでも出たときの緊急用にボルタレンっていう薬を常時持ってたりするんですが、運の悪いことにツーソンでも痛風出ちゃって残りのボルタレン全部使っちゃってたんですな。なんという悲劇。それでも完全に歩けなくなる前に病院に行ってヤクもらってなんとかなりました。
で、このツーソンでうつされた風邪ですが、Mindatのスレでダチが「今年のツーソンで今までで一番酷い風邪ひいた!」って書いてましてね。お前が原因かよ、と。風邪引いてる奴とハグするもんじゃないです。
それはさておきレポですが今年は写真少ししか撮ってません。コンデジの充電器忘れまして。三脚も忘れてました。仕方ないからちびりちびり撮って。しかもちびりちびり撮らなきゃならんことが脳内を占拠してたもんで、使える写真はほとんどない有り様。そんなわけでテキストばかりの駄文日記です申し訳ありません。
いやほんと標本の写真撮ってないし思い出話しかできないんで。こんなの見なくていいですから。下記のレポ見たほうがいいです。ビデオレポートとかめっちゃ楽しめるし。
今年はひとり旅でなくてタケダ鉱物標本の竹田光三さんとワクワクスイーツふたり旅(笑)でして、話す相手がいて独り言が減ってよかったです。
どうでもいいことですが2人が泊まったのはRamada Ltdってところでして、Marty Zinn主催のショー会場のひとつで化石の業者が集まってまして。会場のひとつなんで駐車に困るかもなぁと心配してたんですが、なんか知らんけど余裕でした。で、ここWIFIだし部屋は綺麗だしテレビは壊れてないし冷蔵庫はあるし電子レンジはあるしでめっちゃ快適でした。つーかこれってフツーのことですか?
(フツーでないモーテルについて)
Ramada Ltd.

ツーソンに着いて翌日、Marshall Sussmanの家に遊びに行きました。なんかもう恒例行事ですが。
で、まぁ彼の所蔵品を見ながらダラダラと昨今の鉱物市場価格についてとかサブプライム問題とかドルもうだめっすねとかぼやきあって。そうこうしてると若いのが訪ねてきましてね、新しく出たタンザニアのスペサルティンを持ってきまして。20個ぐらいあったかな。これに関しては事前に耳にしてたんで見るのを楽しみにしてたし、まさかここでいきなり見ることができるとは思ってなかったのでリビドーが上がりましたが、値段を見てポテンツが下がりました。はしゃぎすぎ感出まくりなんで。
このスペサルティン、後に数カ所で再び目にすることになります。
あと、ここでとても良い話を聞くことができましてね。まったくの偶然だったんですが。もしかしたら今年のツーソンで一番の取引ができるかもな話で。wktk。すぐ電話してアポ取りまして。Westward Lookが始まる2日前に会うことになりました。
さて、ツーソンといえばInnsuitesですが、出店者が激増してました。ジミー&ヒサミさんもこっちに移動してたりします。日本茶ふるまってくれるので日本人業者の休憩所になってますw
あと、竹田さんがMineral Saraiさんという業者さんのところで韓国産の紫水晶とか岐阜の長石とか販売しまして。アメシスト完売!おめでとうございました。
Innsuitesで印象に残っているのは...
John Cornishのところで新産のBunker Hill鉱山産緑鉛鉱(黄色)を見たんですが、あれは良いモノでした。
それからJohn Seibelが結構な数のユタ産レッドベリルを出していました。また掘り出したのかと思ったら隠しストックということでした。
Rick KennedyがCarpathiteという珍しい有機鉱物を持ってきていたのも印象に残ってます。
パキスタン産のハムベルグ石のいいのなんかも、わずかでしたがありました。これは買いました。
アホー石入り水晶のいいのもありましたねぇ。まぁ人によっては高いでしょうけど僕的にはアリでしたね。あんなもんでしょう。今後安くなるとは思えませんから。
Innsuites

あれは3日だったか4日だったか、ここの砂場で疲れてへたってたらBill Larsonに捕まりましてね。Marcus Origlieriが倉庫借りていい標本売ってるから見に行ってやれ、と言うんです。Marcusって熱狂的な日本産鉱物マニアでしてね、確か2006年に神戸で行われた連合総会に出席してたと思いますが違ってたらごめんなさい。
でまぁ見に行ったわけですが...あのタンザニアのスペサルティンがここにもありました。
あと、フランス産の燐銅ウランがありましてね。あれはいい標本だったなぁ。でも買えないんだ。通関が怖くて。1個だけ買ったんじゃ仕入にならないし、かといってまとめて買うと怖さ倍増ですし。
それはそうとMarcus、Mindatのスレとジョンビーのレポで知ったんですがとんでもない目に遭ってます。窃盗。倉庫にあった標本のほどんどを盗まれたと。
その盗んだ奴が英語ページ出してる日本の愛好家に「買わないか」ともちかけてくるかも知れないので一応Mindatのアドレス貼っておきます。盗まれた標本の画像がありますので。
www.mindat.org/mesg-56-88130.html
他にもInnsuitesやQuality Innでも万引き事件があったようです。
2月5日。ハッピーバースデイです。46になりました。加齢臭が心配なお年頃ですが気持ちは二十歳前です。
そんなことはさておき、Scott Werschkyに会いにWestward Lookへ行きました。ショーが始まる2日前で静かなもんでした。それにしてもこの会場で自前の陳列棚を持ってきて経費節約してるのってこの人だけです。

3棹のクソ重いショーケースを部屋に入れてから彼の住まいへ向かう。で、部屋に入ったとたんリビドーが頂点に達しまして目眩がしたです。フラットの数が尋常でない。全部見るとなると丸1日かかりそうで。とにかくだだーっと箱を開けて見ていきました。まだ値段もラベルも付けられてなかったんですけどね。
...なんやかやで見終わったときにはとっくに深夜0時を回っていました。
さて翌日。この日もWestward Lookへ。セットアップ・デーなんですがもう顔なじみが大勢来てました。偉いさんにペコペコしたり綺麗なおねえさんとハグしたり値段の高さを嘆きあったりサブプライム問題について語り合ったり。そんななか、ぶらぶらしてたら悪友共に呼び止められて「ハッピーバースデイ・トゥー・ユー」なんて大合唱されて。46歳バツイチ涙目。恥ずかしかったですけど生きててよかったなぁ、と。開業して今年で早10年なんですが、悲観と挫折でええいもうやめてやる〜と思ったりしたこともあるのですが、ひとり暮らしの寂しさと不自由さにくじけそうで「時の流れに身をまかせ」を聴きながら号泣したりしたこともあるんですが、何はともあれ続けてて良かったなぁ、と。こいつらと出会えて僕は幸せ者だなぁ、と。あれはほんと、嬉しかった。
これからも出来る限りのことをさせていただきますので生暖かく見守っていただければ幸いに存じます。
8日。Westward Look Show始まる。

竹田さんと共に行きました。途中、スピード違反で捕まっちゃったよん。話に夢中になっててパトカー追い越しちゃったのな。注意だけで済んだけど。反省してます。
前日に買う物は決まってたので話は早い。お互い収穫があって良かったですよね竹田さん。何を買ったかは言いませんけど僕ほんと性格悪いんで。

で、ここでまた例のスペサルティンを見たわけです。
(画像クリックでポップアップ表示します)
最後に。The VugのJustinとBrandyがツーソン向けに小冊子作ったんですが、アメリカの産地記事とかあって面白いです。3冊ほど持って帰ってきたんで欲しい人は遠慮無くどうぞ。


あと、ネットサーフィンしてて「Jeff Scovilが使ってる機材が知りたい」なんてのを見たんで書いておきます。
おっちゃん、完全にデジタル化しております。カメラはNikon D2Xs、レンズはMicro-Nikkor 60mm F2.8Dでした。
さて、確定申告が待ってます。これが終われば1年の終わり、晴れてお正月です。
おしまい。
