ADY018 Hyalite

ADY018 Hyalite
ADY018 Hyalite under SWUV

ADY018 – Opal-AN var. Hyalite
ハイアライト・オパール
0.61ct
¥12,000(税込13,200)
Zacatecas, Mexico

結晶のような長距離秩序がない非晶質(amorphous)ですが、シリカガラスのような配列構造(network like)を示すことから、ハイアライトはこれらの頭文字をとって鉱物学的に「オパールAN」と呼ぶ。
オパールANは均質性であるため、均質性ではない一般的に想像するオパールのような遊色を示さない代わりにオパールらしくないガラスのような質感を持ち、ピュアで透明度が高いのが特徴です。
水滴がたくさんコロコロとくっついたような可愛らしい形状をしていることから、和名の「玉滴石」はまさにぴったりですね。

古典的な産地はチェコや最初に発見されたオーストリア(Müller’s Glass)などが有名ですが、あくまでその形状を愛でる「鉱物」であって研磨したら全く意味をなさない。またハイアライトのすべてが蛍光するわけではなく、基本的には研磨にも適していない。
近年メキシコから産出したハイアライトは、その凄まじい強蛍光性によって市場に旋風を起こしました。蛍光しても通常は短波のみでの蛍光を示していたものが、長波でも強く蛍光する特異体質なことからダークホースのような勢いで一気に宝石界のお仲間入りを果たしました。

とはいえ「玉のような水滴」というように、強度を考えるとこの石は大きなルースはほとんど取れません。一見大きく見える数キャラルースは複数の水滴がくっついた状態なので、ジュエリー加工の際に衝撃で割れる恐れがあり、その衝撃を加えてしまった後も取り扱いに注意が非常に必要です。加工に適している強度、または耐久度を視野に入れるとこの石は1ct未満が理想です。当社のラフ&カット画像をご覧ください。

Photo

( ↑ この石にしては比較的大粒に分類される貴重な1ctアップ。
肉眼ではわかりにくい蛍光の様子と深みがはっきりわかるUV-SWでの撮影です。
UV-LWではほんのり青みが増します)